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産業用レーザー機器メーカーに勤める技術屋が暴露する、実体験に基づいた「こんなレーザー発振器とメーカーには気をつけろ」をいまここで明かしましょう。
技術面
コントロール出来ない
レーザー発振器メーカーの技術屋は、レーザーのことはよく知っているが、電気とソフトに関して解っていない場合が多いので、産業機器に導入する場合正確に、安全にコントロールできないよう設計されていなかったり、そもそも仕様になっていたりする。
例
- 外部から電気的にコントロールできないレーザー発振器
- 安全面の論理が反転していて安全に制御できないレーザー発振器
- レーザー出力ON/OFFが発振器内部で出来ないレーザー発振器
安定面
出ない・不安定
まだ研究レベルで、市場でも研究用にしか使えないようなレーザーを産業導入ができると言っておきながら安定性がとても不十分なレーザー発振器
例
- ほんの10分ぐらいでレーザー出力が3~5%も変動してしまうレーザー発振器
- 周囲の温度が10度前後だと寒くてエラーが出て起動できないレーザー電源
営業面
それって仕様?
設計ミスを仕様として売ってしまう某メーカー
例
冷仕様の発振器(冷却水を循環させるように出来あがっている)を、冷却装置が機器が高く開発予算に収まらなかったので、空冷仕様だと言いきって販売しているメーカー。
出来たの?
実際に加工できてるのか検証できない某メーカー
例
ある加工アプリケーションが可能とサンプルを見せてはくれるが、秘密保持の関係で実際に加工しているところを見せてくれない。そこで自社のサンプルを渡して秘密保持契約を結んでサンプル加工を依頼しても加工出来てこない某メーカー
全てここ5年ぐらいで実際に経験した内容です。こんな会社があるんです。確かにレーザー加工は難しい世界で解らないことが多いのかもしれませんが、みなさんも気をつけてください。