アマダ、3軸リニアドライブのレーザー加工機2機種を発売

スポンサード リンク

国内初、高速・高生産性を追求した3軸光移動型、4・8材対応レーザー加工機を開発。


2008年6月から本格的に販売を開始。



アマダ(社長 岡本 満夫)は、3軸リニアドライブを採用した高速・高精度レーザー加工機「F1」のシリーズ機、2機種を開発した。4・8材(4尺8尺材)を対象とする小型の「LC-2412F1NT」と大型の「LC-4020F1NT」。


レーザー加工機は自動車、家電、航空機、建機、造船など幅広い分野で使われており、薄板から厚板までのワイドバリエーションで、変種変量加工が連続して、しかも段取りレスでできるというマシンが求められていたが、この市場ニーズに対応したラインナップとなる。


レーザー加工機の特徴

小型機「LC-2412F1NT」

LC-2412F1NT
  • ワーク最大加工寸法は2520mm×1270mm。
  • リニアドライブ特有の速さ、すばやさと2.5kWという比較的低出力の発振器の組み合わせで高いコストパフォーマンスを実現。
  • 薄板加工を中心に生産性の向上をはかることができる。
  • この加工機は機械本体が幅6305mm×奥行き2954mm×高さ2019mm とコンパクトで、しかも高速、高効率。
  • 設置スペースに限りのある都市型工場にとって待望のマシン。
  • 発振器は2.5kWと4kWの2タイプを用意しており、価格は出力2.5kW機で7600万円(周辺装置は別)。

大型機「LC-4020F1NT」

LC-4020F1NT
  • ワークの最大加工寸法が4070mm×2050mm。
  • 建機、車両など大型製品の加工に威力を発揮する。
  • 3軸リニアドライブ特有の高速・高精度加工と新型発振器による切断面品質の向上を図ることができる。
  • 定尺のワーク以外に、板厚の異なる1000mm×2000mm のワークを4 枚並べて置き、順番に加工する段取りレス加工が可能。
  • 発振器出力は4kWと6kWの2タイプ。
  • 特に6kW機はステンレス12mm 窒素切断で毎分1.2m の速さ。
  • 当社4kW機の1.7倍の加工速度と46.5%のランニングコスト削減が実現できる。
  • 6kWの最大加工板厚はステンレス窒素加工で20mm、鉄で25mm。
  • 価格はLC-4020F1NTシャトルテーブル仕様の6kW機で1億5000万円。

お問い合わせ/資料請求

  • 株式会社アマダ
  • 〒259-1196 神奈川県伊勢原市石田200
  • TEL:0463-96-3105
  • FAX:0463-94-9781