レーザー光の特徴を一言であらわすと、コヒーレント(コヒーレンス・コヒーレント)であるといえる。コヒーレントとは、単色性(波長)、可干渉性(位相)、指向性(方向)がそろっていることをあらわしている。この特徴を利用して様々な分野でレーザーの光が利用されているのである。
一般光と、レーザーの光の特徴を比較してみると、以下の様になる。
レーザー光の特徴
単色性
単一の波長のみの光で構成されるので単色性はよい。この性質により同位体分離、分光分析に利用される
可干渉性
波長がそろっているうえ、位相も一定であるので、可干渉性はよい。この性質によりホログラフ、光ディスクのピックアップに利用される
指向性
レーザー光の拡散は極めて小さい。この性質によりは光ディスクのピックアップに利用される
エネルギー密度
レーザー光を凸レンズで一点に集光することでエネルギー密度が非常に高くなる。材料によってはで数千度にも達する。
一般光の特徴
単色性
様々な波長の光が混在しているので単色性は悪い。赤外光~可視光~紫外光まで含まれている。その証拠に虹は紫から赤色まで7色に分かれている。実はその周辺には目に見えない光がある。さらに虹の帯は7色ではなくて連続的グラデーションである。
可干渉性
様々な波長や位相の光が混在しているので可干渉性はよくない
指向性
光源を出た光は四方八方へ拡散している。
エネルギー密度
小学校3年の理科で習ったと思うが、太陽光を凸レンズで一点に集めてみても、紙や木材を焦がす程度のエネルギー密度にしかならない。